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雑誌Nature Communicationsに掲載された記事の中で述べられている。
米 デカルブにあるノーザン・イリノイ大学のウェイ・ルオ氏は、火星にはその昔、膨大な量の水があったと考えている。
ルオ氏は「若い火星は今の地球と似ており、そこには海、湖、川があり、雨が降っていたのではないかと思っている」と述べた。
ルオ氏とその同僚は、火星の南半球の高原地帯にある有名な「運河」の構造を研究した。19世紀、天文学者たちはこれらの「運河」を、「火星人」の活動の痕跡だと考えた。
これらの運河は、バイカル湖8個、または地球の他の大きな湖数個が入ってしまうほど、非常に大きなものだった。
これほどの量の液体は、運河が、長年にわって水の循環がある安定した水圏の存在、また雨、川、海があったからこそ形成されたのを物語っている。
学者たちは、火星がその全歴史を通じて寒く、乾燥していたということに疑いを抱き始めた。
How Deep Was Mars' Ocean? by @ryanfmandelbaum @Gizmodo https://t.co/wzrG6TzfCA
— Martian Soil (@martiansoil) 6 июня 2017 г.
先の報道によると、フィンランドの写真家が、火星の周回軌道に位置する多目的探査機マーズ・リコネッサンス・オービターから撮影された火星の表面の写真を統合する真に巨大な仕事を成し遂げた。