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トランプ大統領が5月の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で相互防衛の義務履行を明言せず、ドイツのメルケル首相が米国の信頼性に疑問を呈したばかり。隣国カナダからもトランプ政権に不安が示されたという。
ロイター通信によると、フリーランド氏は相互防衛はNATOの骨格だと主張し、「この70年間、不変と思われた国際関係が疑問視されている」と指摘し、米同盟国がそれぞれの主権を重視した政策を追求する必要が出てきたと語った。フリーランド氏はカナダが世界的に大きな役割を担うには軍への「大幅な投資」が必要になったとし、近く具体的な数字を示すと述べた。