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体内における「脂肪の鎧」の効用はだいぶ以前に科学的に証明されている。脂肪の鎧、もしくは胃の下側からぶら下がっている大網膜はリンパ系凝集体を含む。それは腹腔から抗原、微粒子、および病原体を集めたり、炎症などに対する免疫応答を促進することで腹膜免疫に寄与する
腸もまた、大網膜にかなりの程度守られている。大網膜は外傷や外科手術による創傷などの炎症部位を「塞ぐ」ことが注目されている。
「脂肪」つまり大網膜のもっとも重要な特徴の1つは、毒素や軽い感染病を排出するよう身体を助けることにある。アラバマ大学のセレンメザ — ペレス(Selene Meza-Perez)氏らによる総説は免疫学の総説誌「Trends in Immunology」に掲載された。
とはいえ、脂肪を蓄えることに夢中になるべきではない。バランスが重要であり、余分な体重は性生活を含む様々な点において悪影響を及ぼす可能性があるためだ。