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研究者によると、写真のクレーターは地盤沈下の結果として起きた可能性がある。これほど完璧な形状が形成された説明として、上記の説は天体の衝突という説よりも可能性が高く見える。
クレーターの隣にはまた、個体の二酸化炭素(ドライアイス)が溶けた結果形成された、やや小型のクレーターも写っている。
ドライアイスが溶けた結果、SNSで何度も指摘されたように火星表面はチーズを思わせるようになった。以前「チーズの起源」を疑われていたのは月だけで、その星だけが子供向けのお話で冗談交じりに述べられていた。最接近時において地球から2番めに近い惑星である火星が、「少しチーズっぽい」星になるかもしれない。
それより前に雑誌Nature Communicationsが伝えたところによると最近の火星観測により、この37億年の間に火星の海洋がすべてなくなったという。