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現在までに入手された情報によると、テロリストの部隊では1万2000人から2万人の戦闘員が戦っているが、その数はこの16カ月で著しく減少した。またテロ組織の部隊に加わる外国人戦闘員の数も減った。
安保理は、現在の世界の安全保障上の主な脅威は、戦闘員が祖国へ戻ること、戦闘員が紛争地帯から別の地域へ移動することだと考えている。
国連は、「ダーイシュ」の資金状態は危機的レベルにあると指摘している。
テロリストらは今も違法な原油取引や、ゆすりなどで収入を得ている。専門家らは、テロリストらは毎月数千万ドルを操っているのではないかとの見方を示している。
なお2015年の「ダーイシュ」の収入は、ひと月約5000万ドルだった。
先に、複数のアラブ諸国が、テロリストに資金援助しているとしてカタールを非難した。