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タイムズ紙によると、ビンラディン容疑者は2007年、「イランと戦う必要性はない。イランは資金、人々、伝達、また人質のための我々の主要なパイプラインだ」と書いた。
書簡は、「ダーイシュ(IS、イスラム子国)」の前進イラクの「アルカイダ」支部のリーダーに宛てられたものだった。
同支部の指導者アブー・ムスアブ・アッ=ザルカーウィーは、「アルカイダ」とイラクの協力の規模を理解した。記事の執筆者フィリップ・キャサリン氏は、このように説明している。
記事では、「2007年にイラクのスンニ派のジハード主義者らが、イランにとって直接的な脅威となった。ビンラディンの警告には注意が払われたが、シーア派への憎悪は主要な原則として残った」と述べられている。
またキャサリン氏は最近テヘランで起こったテロについて、「今、世界の主要なシーア派勢力を攻撃しないという義務は、終わった」と指摘し、「これは、初めて成功したイランに対する『ダーイシュ』による攻撃の可能性があるが、初の試みではない。失敗した試みは何度もあった」と強調している。