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プーチン大統領は、テレビ局Showtimeで放映された米国の映画監督オリバー・ストーン氏の映画のインタビューで、「我々は、地域の複数の国で何が起こったのかを目にしている。まずは、イラク、リビアで(起こったことだ)。地域の他の多くの国も困難な状況だ。しかし、リビアとイラクでは悲劇が起こった。そして、これは、現行体制を力によって挿げ替えること、彼らを一掃することによって起こった。だた政権から追い出すのではなく、指導者らの一掃だ。我々は、シリアで同じことが起こるのをまったく望んでいない。そうでなければ、地域全体が完全なるカオス(混乱状態)に陥ってしまうからだ」。
またプーチン大統領は「彼らは南ヨーロッパから中央アジアまでにカリフ制をつくろうとしている」と述べ、これが懸念の「最も重要な」理由だと付け加えた。
プーチン大統領は、「(テロリストらは)すでに今強い。なぜなら著しい量の原油をコントロールしているからだ」と述べた。
またプーチン大統領は、同じく博物館の貴重品、アーティファクト、芸術品などの販売、外国からの援助によって、彼らは非常に強くなった。我々は彼らの更なる強化を許すことはできない、と指摘した。
先の報道によると、プーチン大統領は、ロシアが傷を負っているとする意見について、それは彼ら夢であり、事実と一致していないと述べた。