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その要因となったのは、14日に発表された米国の原油生産量および在庫情報への投資家らの反応。
日本時間20時43分の時点で、ブレント原油先物8月限の価格は、0.21%安の1バレル=46.90ドル、WTI原油先物7月限の価格は0.47%安の1バレル=44.52ドル。なおブレント原油ならびにWTI原油は14日、3%以上下落した。
14日、米エネルギー省は、6月9日までの1週間における同国の原油生産量は0.13%増(1万2000バレル増加)の日量933万バレル、ガソリン在庫は210万バレル増加(0.87%増)して2億4240万バレルと発表した。
BNP Paribasの石油アナリスト、ハリー・チリンギリアン氏はウォール・ストリート・ジャーナル紙に、市場は今、在庫の増加、あるいは減少と大きな関りを持っているとコメントした。
またチリンギリアン氏は、米エネルギー省の情報はそれを判断するための唯一のタイムリーな指標であるため、新たな情報が発表される度に市況に影響すると指摘した。
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