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被験者は2つのグループに分けられた。第1のグループは正しくない食生活を送る一方でソーシャルサポートを受けた。第2のグループは果物、野菜、脂肪分の少ない肉をふんだんに含む地中海地方の食生活を続けた。その結果、第2グループで30%以上の被験者の鬱の程度が下がり、第1グループで鬱が改善されたのはわずか8%だった。
研究者らによれば、ファーストフードを多く摂取する人は鬱を悪化させるリスクが60~80%高まる。地中海の風土に根差した食生活を送るとこうしたリスクを60~80%下げることができるほか、認知症にもかかりにくくなる。
この前、米学者グループ「果物を食べる人達は、そうでない人より30%長生きする」と発表した。