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この発言はロシアのコンピューターセキュリティ会社「カスペルスキー」が「カスペルスキー・グリーク・ピクニック」フェスティバルのオープニングを記念して行った会議の中で行われたもの。
クラウス氏は、ここ20年で世界の情報地図は塗り替えられてしまい、今日、事実上全員がインターネットにアクセスできる携帯電話を持ち、本物の情報も偽情報も同じように受け取り、生み出すことができると語っている。クラウス氏は、大多数の人間はこれだけ多量の情報をより分ける能力を有していないため、政治的または非科学的偽情報を横行させるキャンペーンは今日非常に大きな効き目を発揮していると指摘している。
「今日、教育の抱える主要課題は人間に事実を教えることではなく、真実と虚偽とを見分ける力を養うことだ。」クラウス氏はこう力説している。