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インデペンデント紙は、ワゴン車が地元時間で19日未明、モスクから出てきた人に突っ込んだと目撃者の証言を引用して報じている。
英メディアによると、少なくとも10人が負傷し、このうち3人が重傷。
治安維持機関の代表の話ではドライバーは逮捕された。セブン・シスターズ通りが車両通行禁止となっている。目撃者は、ドライバーが故意で突入したと語っている。
目撃者によれば、男がワゴン車で乗り上げて通行人をはねた後、車から降りて人々をナイフで襲った。
BREAKING: Reports of a van knocking over more than 10 people near #FinsburyPark mosque in London, police everywhere.pic.twitter.com/u2L5njLklY
— Tennessee (@TEN_GOP) 19 июня 2017 г.
— MXNA (@monaaox) 19 июня 2017 г.
— Shulem Stern (@ShulemStern) 19 июня 2017 г.
6月3日、ロンドン中心部の橋でワゴン車が猛スピードで歩道に乗り上げ、数人の通行人をはねた。 その後ワゴン車はロンドン橋を通過して橋の近くの市場「バラマーケット」で停車、ワゴン車から出てきた男らが歩行者らをナイフで襲った。
米歌手アリアナ・グランデさんのコンサートが終わり、観客が出口に向かっていた時、建物内のロビーで爆発が起き、20人以上が死亡した。この爆発は、56人が死亡した2005年7月にロンドン中心部で起きた事件以来の、英国における最大の攻撃となった。
英国では3月22日にもテロがあった。ロンドン中心部のウェストミンスター橋で、ハリド・マス―ル容疑者が車で通行人に突っ込んだ後、警官を襲い、警察官によって射殺された。容疑者を含む6人が死亡した。
軍事アナリストらは、欧州を脅かすテロの波についてすでに警告していた。これは西側諸国の有志連合が、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の所謂「首都」であるイラク北部モスルやシリア北部ラッカに対する攻撃を展開、成功させているため、戦闘員らはベルギー、ドイツ、フランス、英国などの祖国へ逃げ出すことを余儀なくされていることと関係している。
インディペンデント紙が政府の情報を引用して伝えたところによると、「ダーイシュ」の部隊では約800人の英国人が戦い、うち約半数が2017年4月までに英国へ戻ったが、逮捕されたのはわずか14人となっている。