トルコはロシアにとって厄介な相手になりました。しかし、西側との関係が行き詰まったトルコはロシアに顔を向けて、ロシアとの協力を充実させるようにしています。例えば、トルコ・ストリームというガスパイプラインの工事は両国にとっての利益になります。
危機に直面したベネズエラもロシアの経済に影響を与えることが出来ます。米国の石油会社シットゴーを所有するベネズエラの国立石油会社PDVSAは、子会社Citgoの49,9%の株式をロシアの「ロスネフチ」の抵当に入れました。PDVSAが期限までに債務を返さなかったら、ロシアの「ロスネフチ」はアメリカの石油会社シットゴーの支配権を獲得する可能性もあります。