スプートニク日本
「アジズラは国際的なテロリストだ。米軍の軍人らはなんらかの理由でバグラムの監獄からアジズラを出した。米軍がを出してしまったおかげでバグラムはこんどはうちらの土地にやってきたんだ。」バグラムの手下の武装戦闘員から逃れてきた人々はこのように語っている。
バグラム監獄は公式的にはアフガン政府の管轄だが、実効支配を握っているのは米国だという見解が広範に広まっている。
「バグラムの監獄は米国に従属している。アフガン政府には監獄を維持する力はない。アジズラを解放したのは米国人らだ。」地元民はこう語る。
アジズラの資金繰りは極めてよい。武器を購入し、手下の戦闘員らにアフガニスタン軍の兵士の月給の5倍も多い1000ドルを支払うこともできる。現段階ではアジズラはアフガニスタン軍と米軍が完全に放置しているアフガン北部で自分の支持者とともに無秩序状態を生み続けている。
地元住民らに残された手段は逃げ出すことをおいて他にない。義勇軍と手を組んで、テロ集団に反撃を行おうとする市民もいるものの、アジズラに真っ向から対立するチャンスはそう多くはない。
それより前にメディアが「ダーイシュ(IS)」の新たな首都について語った。