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中国含む諸国が領有権を主張する西沙(パラセル)諸島付近を米駆逐艦が航行したことについて、中国外務省は「深刻な軍事的かつ政治的挑発」だと発表した。
発表には、「米国は『航行の自由』という旗印に隠れてまたもや軍艦を送った。軍艦は中国法を破って許可なしにパラセル(西沙)諸島付近の海域に入り、国際法の関係規則を破り、中国の国家主権を著しく侵害し、この海域での平和と安全を弱めた」とある。
中国外務省はまた、駆逐艦に警告を出すため軍艦と戦闘機を向かわせたと付け加えた。
2日、米駆逐艦「ステザム」が西沙諸島のトリトン島から12海里以内の海域に入った。
先の報道によると、海上保安庁の巡視船は、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で日、中国海警局の船隻が航行していると確認した。