スプートニク日本
世耕大臣は調査団の視察は両首脳の合意に基づいて行われたものであり、共同経済活動の具体化の視点から非常に内容の濃いものとなったと評価した。世耕大臣は信頼と理解を直接的に深化していることは、両国が互いの立場を損ねず、ともに四島の未来を描きながら共同経済活動の議論を行っている事実を示していると語っている。
8項目の協力プランについては世耕大臣は、双方にとっての利点を含んだ形を徐々に取りつつあるとして、9月、ウラジオストクで開催の東方経済フォーラムでの首脳会談を控え、高度な結果が出さるよう全力を傾ける構えを表した。
先ほど、プーチン大統領は安倍首相とのG20の中で行われた会談で「こうした集中的な対話が行われることを非常にうれしく思う。これは本当の意味で二国関係の発展をも促すものであり、積年の問題解決につながるものと非常に期待している」と語った。