スプートニク日本
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、朝鮮半島を核戦争の可能性の「世界最大の危険地域」と呼び、「米国は軍事挑発によって、朝鮮半島での核戦争リスクを臨界点まで高めた」と非難した。
AFPによると、北朝鮮は米韓の共同訓練について「朝鮮半島で核戦争の導火線に火をつけようとする戦争屋たちによる危険な軍事的策略だ」とし、「ささいな誤判断やミスは即時に核戦争勃発につながり、それは必然的に新たな世界大戦につながるだろう」と述べている。
北朝鮮は先週、米本土のアラスカ州に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験に初めて成功したと発表した。
先に、マティス米国防長官は6日、記者団に、朝鮮民主主義人民共和国による大陸間弾道ミサイル実験に関し「それ自体が米朝を戦争に近づけるものだとは思わない」と語った。