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米国務省のナウアート報道官は11日の記者会見で、ICBMの発射には厳しい制裁が必要だとし、米国が先月、中国やロシアの企業に制裁を科したことに言及し「米国は引き続き北朝鮮の資金源を遮断する方法を検討している。資金獲得に関与している第3国にも制裁を科すことをいとわない」と述べた。
さらに、ナウアート報道官は、中国の関与に関して「北朝鮮との取り引きのおよそ90%は中国で、特別な影響力があるのは明らかだ」と語った。
先の報道によると、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は8日、独ハンブルクで開かれていたG20サミットで会談し、北朝鮮の核問題の解決のため意思疎通と協調を維持していくことで合意した。