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定期航路の開設については8月にモスクワで実施の外務次官級会談で議題に取り上げられる。
1990年代当初から両国の間で行われているビザなし交流の枠内ではチャーター船が、北海道の根室港とクナシル島(国後)の間を夏の期間に数回往復し、元島民の南クリル訪問を助けている。
毎日新聞によれば、定期航路を発案したのはロシア側だったものの、6月末から7月初めにロシアとの共同経済活動の可能性を探るためにクリル諸島を訪れた日本のビジネス代表団もこの構想に支持を示した。日本人ビジネスマンらは定期航路の開設で貨物商品の流通が容易くなり、観光振興にも一役買うと評価している。