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報道によれば「オンコロボット」の開発に従事しているのは中央学術調査研究開発ロボット技術・技術サイバネティックス研究所。
こうしたロボットは前立腺ガンの放射線治療に使われる。初のサンプルロボットは2018年末に、実験の完了は2019年末に予定されている。
同研究所でこのプロジェクトの副代表を務めるニコライ・グリャズノフ氏は、「ロボットによってエコーと使って組織内の視覚化を図り、リアルタイムで針などの外科ツールの動きをコントロールすることが可能となる」と語っている。
ロシア保健省は同プロジェクトがガン治療の効果を高めるとして、これへの財政支援を約束した。
現在ロシアにおけるガンの罹患者は350万人。