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38ノースは、去年9~10月と今年3~6月の2度にわたり、再処理施設の温度が周辺よりも高かったため、使用済み核燃料の再処理を行った結論づけた。プルトニウムの生産量はわからないが、核兵器の保有量が増えた可能性があるという。
共同通信が報じたところ、ウラン濃縮施設でも温度上昇が見られたが、遠心分離機を使って軍事利用が可能な高濃縮ウランを生産しているのか、施設の維持管理のためなのかは画像からは判断できないと説明。実験用軽水炉でも去年12月から今年1月にかけて温度上昇があり、38ノースは「懸念事項」で監視を続けると指摘した。
先に伝えられたところ、「38ノース」は6月18日までに、北朝鮮の核開発の関連施設が最大で150カ所、開発に直接従事する人員数は9千~1万5千人との試算のある報告書を発表した。