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同紙によれば、英国の児童文学作家A・A・ミルンの作品に登場する小熊のキャラクターの名前に言及した投稿が、SNSを管理する当局からこの週末に「検閲を受けた」。
「くまのプーさん」という表現を使って記事を投稿しようとすると、画面に「違法な内容」と表示されたということだ。しかしユーザーの中にはこの規制を迂回できた者もいたようだ。その他にも、中国のインスタントメッセンジャーサービス「微信(ウェイシン)」から「くまのプーさん」のGIF形式の画像がいくつか削除された。
「微博」の広報部はこの情報についてコメントしていない。中国当局もインターネットでの新たな規制について公式には発表していない。「フィナンシャル・タイムズ」紙の取材を受けた複数の専門家は、「くまのプーさん」の禁止は、複数のユーザーが以前このキャラクターを中国の習近平国家主席にたとえたことと関係がある、と考えている。
A bear, however hard he tries, Falls foul of Chinese censors' eyes https://t.co/ToOCHHZT7I pic.twitter.com/8H9ITqIc1M
— Financial Times (@FT) 16 июля 2017 г.
「微博」はツイッターの中国版といえるもので、2009年にサービスを開始し、現在5億人を超えるユーザーが利用している。
先の報道によると、米国の調査報道NPOメディア「プロパブリカ」(ProPublica)は、コンテンツモデレートと検閲に対するフェイスブックの立場を明らかにした。