スプートニク日本
調査結果によると、29%の人がトランプ氏は大統領職に適格でないと答えた。その理由として、「性格が悪い」、「あまりに尊大である」、あるいは単に「気に入らない」という点が挙げられている。「経験がない」という点を不支持の理由として挙げたのはわずか10%で、「自らの職務を果していない」からと答えた人も7%にとどまった。
トランプ氏の低い支持率の原因は、大統領の非伝統的なスタイルや現政権の独特の振る舞い方であって、トランプ氏の現実の政策やものの見方ではない。ギャラップ社の専門家によると、トランプ氏が今後自分の行動やスタイルを変える可能性は低く、それは即ち現在大統領を支持していない人々がその意見を変えることもないだろう、ということも意味する。
また、今回ギャラップ社の専門家によって、トランプ氏を支持する人は、一連の幅広い問題について普段大統領に賛同しているということが分かった。この問題にはトランプ氏の職務全般や政策、個性も含まれている。
2009年に同様の調査が行われた際は、当時のオバマ大統領を支持しない理由として、具体的な問題に関するオバマ氏の政策や姿勢が基本的に関係していた。
ABCニュースとワシントン・ポストによる合同世論調査によると、トランプ大統領の支持率が70年ぶりの低い数値を出した。