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この文書には協議における英国政府の姿勢が示されており、英国が「放射性廃棄物をその発生源である国に返還する」権利を有することが強調されている。英国政府高官が匿名で同紙に語ったところによれば、この文言は放射性廃棄物の問題についてはEU自身が自己の関心に基づきコンセンサスに達しなければならないということを暗示している。
5月には、EUがユーラトム(欧州原子力共同体)所有の放射性物質の管理を英国政府に委ねる計画であることが明らかになっている。
カンブリア州にある英国最大の原子力施設「セラフィールド」では様々な時期に核燃料が生産され、また兵器用プルトニウムも製造されてきた。フィナンシャル・タイムズ紙によると、この施設には約130トンのプルトニウムが保管されている。この中には他のEU加盟国から持ち込まれた使用済み核燃料も含まれている。