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サフロンコフ氏は「安全保障理事会に席を確保する優先的な権利を、アフリカとアジアの発展途上国が獲得するべきだと考えている。これらの国々は国際世界に安全をもたらすのに重みのある貢献ができる十分なポテンシャルを有している、と確信している。重要なのは、それらの国が安保理メンバーになることによって、安保理が将来行うであろう決定はより公正中立で、各国の意見を取り入れたものになるだろう、ということだ」
国連安全保障理事会のメンバー拡大については、安保理改革について継続している政府間協議を背景に議題に上り、もう何年も議論が続いている。しかし今のところ国々は、安保理の最適のメンバーはどういった国で構成されるべきか、常任理事国と非常任理事国の数、拒否権発動の手順等を含む鍵となる課題について、意見の一致には至っていない。