2017年7月14日, 09:01
スプートニク日本
男性は6月19日、付き添いの男性理容師と女性入所者と3人でリフトに乗った。上昇中に車内に乗り移ろうとした女性を止めようと、理容師が車椅子から手を離したところ、男性は後ろ向きに約70センチの高さから転落して後頭部を強打し、7月6日未明に病院で死亡した。
朝日新聞によると、県警は出張理美容業者の安全対策が不十分だった可能性もあるとみて、業務上過失致死の疑いで捜査を行っている。車椅子の車輪止めはかかっていなかった疑いがあるという。
さらに、業者の幹部は、トラックに車椅子を乗せた際、3人が乗っていたことについて「上昇が始まる際に突然女性が乗ってきた」と説明した。また、幹部は「こうした事故が二度と起きないよう、再発防止に努めている」と語った。
先に伝えられたところ、香川県警は11日、高松市の家具インテリア店「ニトリゆめタウン高松店」のエスカレーターで10日午前10時40分ごろ、車いすの妻と付き添いの夫が転落し、後方にいた女性が巻き込まれて死亡したと明らかにした。