スプートニク日本
2016年10月、モーラン氏は、ウィキリークスのヒラリー・クリントン氏の取り巻きのメールについてのマテリアルを基に、スプートニクの記事にあったクリントン氏の補佐役の一人、シドニー・ブルーメンソール氏のレターを引用した。ブルーメンソール氏はリビアのベンガジ市で起きたテロで米国人数人が死亡したのはヒラリー・クリントン氏の責任であると認めたとされている。
その後しばらくたってモーラン氏はミスを犯したことを悟った。なぜならウィキリークスのマテリアルにあったのはブルーメンソール氏の発言ではなく、クリントンの補佐役が引用したアイヘンワリト記者の発言だったからだ。モーガン氏はミスにすぐさま気づき、記事を削除しようとしたが、その時点で記事がサイト上に掲載されてから19分間経過していた。
このことからアイヘンワリト氏は、スプートニクとトランプ氏は手を組んでおり、それどころか双方は同時にクレムリンからの指示を受け取っているという帰結を出してしまった。
ロシアの「RT」テレビ局および「ロシア・セヴォードニャ」のマルガリータ・シモニャン編集長は「裁きを恐れてニューズウィークは私たちについての嘘を削除した。この先も様々なニューズウィーク誌に人をだますのはよくないということを分かりやすく説明していく所存だ」と語っている。
先の報道によると、ツイッターでGIF画像を送った男が殺人未遂で起訴された。