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稲田防衛相は日報を公表すべき立場は一貫しているとし、非公表の了承はないと否定している。
安倍首相もこの問題に関して稲田防衛相の罷免を求める野党に「引き続き徹底的に調査を行い、改めるべき点があれば徹底的に改善し、再発防止を図ることで責任を果たしてもらいたい」と述べ、罷免を否定した。
民進党の大串博志政調会長は、来月3日にも実施される内閣改造に触れ「稲田氏を改造まで引っ張り、何事もなかったかのように交代させ、(問題に)ふたをすることがあってはならない。即刻罷免すべきだ」と強調している。
稲田防衛相は先月末の都知事選挙の応援演説で防衛省・自衛隊、防衛相」として支援を乞う失言を行い、野党に即刻辞任を求められている。その後、安倍首相は8月3日に内閣改造を行うことを宣言し、稲田氏の交代の方針が示されていた。