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米菓員共和党員らとトランプ政権のメンバー1人が、スティーヴン・マヌーチン米財務長官に文書を送り、ロシアがシェールオイル開発や、地下の岩体に高圧水を注入して亀裂を入れる水圧破砕法の使用に反対する団体に資金提供している可能性があると主張した。
一方、環境問題におけるロシアの「介入」が主張されたのはこれが初めてではなく、6月末にも同様のケースが起きた。このような非難は馬鹿げていると米政治メディア・ポリティコは指摘する。
ポリティコはまた水圧破砕法によってこそ、ガス生産で米国はロシアに追いついたと言及する。
米エネルギー省は非難にコメント。一方で、環境保護団体はこの主張を退けた。
マヌーチン財務長官に出された書簡に名前が挙げられていた団体「自然保護のための有権者行動連盟」の代表デビッド・ウィレット氏は、「これは正しくない。私たちは全くロシアと関係なく、45年以上にわたって環境保護のために効果的に戦っている。これは報道で広くスポットライトを当てられているトランプ氏のキャンペーンとロシアとのつながりや、選挙介入に関するテーマを脇にそらす試み以外の何ものでもない」と述べた。
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