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コメルサントによると、ロシアの対抗措置は、米当局がロシア人外交官35人を国外退去処分とし、ロシアの外交施設2つを差し押さえた昨年末の外交スキャンダルを考慮したものとなる。
記事の中では「文書は、前政権時代に差し押さえられた米国にあるロシアの外交施設のロシアへの返却を事実上不可能としているため、ロシア当局はセレブリャンニイ・ボールにある米大使館の保養施設と倉庫を差し押さえる可能性がある」と述べられている。
25日、米下院はロシア、イラン、北朝鮮への制裁に関する法案を賛成多数で可決した。法案は近いうちにも上院に送られる。上院で可決された後、大統領が署名をして成立となる。
法案が成立した場合、新たな制裁は2014年初め以来最も大規模なものとなる可能性がある。制限は主にエネルギー分野に関係している。