南クリル諸島 元島民の子孫が安倍首相に面談 一日も早い自由往来を訴え

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28日、南クリル諸島(日本の表現では北方領土)の元島民の孫たちが安倍首相を訪問し、南クリル諸島と自由な行き来ができるよう訴えた。共同通信が報じた。

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首相との面談にのぞんだのは北海道在住の中学生7人。子どもたちの訴えに対し首相は、「元島民の皆さんが、より自由で便利な形で北方領土を訪問できるよう、努力を重ねたい」と述べた。 安倍首相のこの発言は、露日の政府間で検討中の北海道と諸島間の定期航路開設を念頭に置いた発言とみられている。

北海道標津町立標津中2年の小野瀬柚さん(13)が「祖母は北方領土に自由に行き来できるようになることを強く望んでいる」と訴えると、首相はこれに「自由訪問や北方四島の共同経済活動を実践していく中で、交流と理解が進んでいく」と説明し、4島の帰属問題を解決した上での平和条約の締に全力を注ぐことを約束した。

先に伝えられたところ、1945年8月にソ連軍と日本軍との激しい戦いが行われたクリル諸島のシュムシュ島(日本名:占守島)で、サハリンの調査隊が、ソ連兵の遺骨47体と日本兵の遺骨3体を発見した

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