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稲田氏は特別防衛監察の結果を公表。2月13、15日、防衛省幹部らから陸上自衛隊の日報に関する説明を受けたと認定し、その際、陸自側から日報のデータ保管の報告もあった可能性は否定できないとした上で、保管の事実を非公表とする方針は了承していないと述べた。この声明は稲田氏が非公表を了承したとする複数の政府関係者の証言と異なる。
稲田氏は会見で、首相に辞表を提出し、受理されたことについて「大変厳しい反省すべき結果で極めて遺憾だ。報告を受けた認識は今でもなく、監察の結果は率直に受け入れる。情報公開に対する姿勢に疑念を抱かせ、自衛隊員の士気を低下させかねない点で、極めて重大かつ深刻なものだ」と語っている。