ひきこもりの人は40歳までしか支援を期待できないのか

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今や若者だけでなく、ますます多くの中高年層、ここでは40歳以上の人たちが「ひきこもり」になっている、と日本のマスコミでは伝えられている。ではこの人たちを待っているのは何だろうか、国は彼らを支援する用意があるのだろうか。

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現在、日本でひきこもりになっている人のうち、最も多い割合を占める年齢層は40歳。基本的にこの人たちは、年配の親の収入に頼って生活しているため、1つの疑問が生じる。つまり、家族が亡くなった後彼らはどうするのか、ということである。インターネット上にみられる最も悲観的な意見の一つは、そのようなひきこもりの人は家に閉じこもったまま餓死するのを待つしかない、というものだ。そして、このような意見には根拠がないわけではない。なぜなら、もう一つの深刻な問題が存在するからだ。

それは、全国には多く見積もって70の国立の「ひきこもり地域支援センター」と呼ばれる施設があるが、それらはたいてい40歳未満の人を支援対象としている、ということだ。基本的にこれらのセンターは若者の支援に重点を置いているのだ。そして、今のところまだ解決策のはっきりしないこの問題に直面しているのは日本だけではない。世界中にひきこもりの人は存在し、ロシアもまた例外ではない。

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ネットの住人で自分を「ヒッキー」(ロシアでは、ひきこもりの人はこう呼ばれる)だと自称しているロスチスラフさんの意見はこうだ。

ロスチスラフさん「私はめったに人と話しませんし、外に出ても誰とも話しません。興味がないからです。現実世界はルーティンの繰り返しです。ネットで情報を探して、仲間と議論するほうがおもしろいですよ。もしかすると私の、世界への接し方が変わっているのかもしれません。もし私がヒッキーでい続けるなら、コンピューターの前だけで完結する仕事を探せるようがんばります。永遠に両親の脛をかじるわけにいきませんからね…」

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