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米上院は9月までの休会入りした。しかし事前に、休会期間中にトランプ大統領が高官任命できないようにした。
コサチェフ氏は「これは大統領の憲法上の権限への議会のさらなる侵略だ」と語った。
歴代の米国大統領は過去に、議会休会中に普通必要とされる議会承認を経ずに公務員を任命できる権利を一度ならず利用したことがある。通常なら、閣僚など高官の任命の際に1200票以上の上院の票を必要とする。
米議会の最近の動きは、憲法上のシフトが起きたことを物語っている。本質的に政治家としての米国の大統領は話し合いができない人物となりつつあり、対話は議員たちと行う必要がある。ロシア上院国際問題委員会の専門家アンドレイ・スーズダリツェフ氏がそのような見方を示した。