スプートニク日本
聯合ニュースによると、両氏はフィリピンのマニラで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)で言葉を交わした。
康外相はARFの夕食会の控室で李外相に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がドイツで提示した南北対話の再開などを含む「ベルリン構想と、後続措置としての提案に北側が早急に応じることを期待する」と述べたところ、李外相は「南側が米国と協力して北への圧力を展開している状況で、そのような提案をするのは誠実さを欠く」と反論したという。聯合ニュースが報じた。
先に文大統領はドイツで、南北対話の再開などを含む「ベルリン構想」を提示し、軍事当局者会談や赤十字会談の開催を提案した。その後、韓国は北朝鮮に対し、会談の期限を設定して具体的な提案を行ったが、北朝鮮からの肯定的な回答はなかった。
先に伝えられたところでは、韓国は、米国のミサイル防衛(MD)システムTHAADの構成要素の配備再開に関する米国との協議を開始した。