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北朝鮮が制裁に強く反対するのは今回が初めて。新制裁は米国に起草され、国連安全保障理事会が5日に全会一致で採択した。制裁の影響で北朝鮮は年間10億ドル(約1100億円)を失う予想がある。
マニラでの東南アジア諸国連合地域フォーラムに出席している北朝鮮の李容浩外相は「いかなる状況においても、われわれが核と弾道ミサイルを交渉のテーブルに乗せることは決してない」と発表し、「北朝鮮に対する米国の敵対的な政策と核の脅威が根本的に排除されない限り、われわれが自ら選んだ核戦力強化の道から、わずかたりとも後退することはない」と述べた。
ロシア外務省は米国の対北朝鮮制裁について、北朝鮮と直接対話する用意はなく、完全に現実を超越した条件を提示しているとの見解を示している。ロシア外務省のリャプコフ次官が発表した。
先の報道によると、国連安全保障理事会が新たな制裁決議を採択したことに対し、北朝鮮は適当な「重大な措置」を取る方向だ。ロイターが、ASEAN地域フォーラム(ARF)が行われているフィリピン・マニラの会合に訪れた北朝鮮の代表の発表を基に報じた。