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グループが7頭のチンパンジーにじゃんけんのルールを教えた。モニター画面に「グー」「チョキ」「パー」の画像を2枚同時に映し、チンパンジーが勝った手の画像に触れると餌が出るという実験を1日およそ140回繰り返した。
結果、そのうち5頭が平均100日後、90%以上の正答率を叩き出した。
ヒトの子どもを対象に行なった同様のテストでは、4歳以上で間違いがほとんど見られなくなったため、チンパンジーの理解力は4歳の子どもと同じくらいと見ている。
グループは、今回の成果により、ヒトが複雑な関係性を理解するようになった過程を明らかにすることができるとしている。