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左利きというと左の手が利き手である人を指すが、研究者らによると世の中には「左足利き」「左目利き」「左耳利き」も存在するだけでなく、「左の鼻の孔利き」、つまり左の鼻の孔のほうが匂いに敏感だという人は成人の71%でこれに対して右の鼻の孔のほうが匂いがよくわかる人はわずが13%だという。これと同様に舌も右側より左側のほうが味覚に敏感な人がいるそうだ。
ところが左手しか絶対に利き手として使えないという人は、右手しか使えないという人と同じくそう多くはない。
ブルデンコ記念神経外科大学は女学生、女子大学院生50人と男子学生、院生50人を対象に調査を行った結果、完全な右利きは38%、しかも男性の右利きは40%と女子の38%より多かった。残りの62%は部分的には左手を使っており、完全なる左利きは一人もいなかった。
左利きの人は情報の受信、解析を右脳、左脳の両方で同時に行っていることが分かった。この際、右半身で受容された情報は左脳へ伝わり、解析され、左半身で受け取った情報は右脳へと伝えられていることが分かっている。ロシアのマスコミが報じた。
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