シリア軍、ダーイシュ陣地でエル・クデルの無血奪取に成功=露国防省

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空挺部隊の行動と過激派組織「ダーイシュ」(イスラム国、IS)への効率的な空爆により、シリア政府軍は損失なしでエル・クデルの奪取に成功した。ロシア国防省が発表した。

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空挺部隊が投入されたのは、前線から20キロに位置するラッカ県の村ヒルベト・ミクマンとエル・クデルだという。発表によると、強力な空爆後、空挺部隊は干上がった川に沿ってエル・クデル村へ向かい、管制高地を抑えてから、村への突撃を開始した。

発表には「短い戦闘でシリアの空挺部隊はスヘル・ハサン将軍直々の指揮の下、戦闘員の本部と倉庫を破壊し、2台の戦車と3台の装甲車の移動能力を奪った。空挺部隊は奪取した拠点を、8月12日午前の本隊到着まで維持した。戦略的な空挺部隊の行動と、ダーイシュ戦闘員への攻撃の効果により、政府軍は損失なしにエル・クデルの掌握に成功した」とある。

「士気が低下し戦闘能力を失ったテロリストはこの地域から撤退した」と強調されている。作戦の結果、シリア軍の管轄下には、面積にしておよそ60平方キロ、そして3つの村と2つの油田が入った。

先ほど、「シリア政府軍はダーイシュ(イスラム国、IS)のホムス県最後の拠点の1つであるスフナフ全市を解放した。

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