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読売新聞によると、河野外相と李外相は6日夜に開かれたASEAN関連外相会議の夕食会の前に会場内で接触した。河野外相が「核・ミサイル問題だけでなく日本人拉致問題も含めた包括的な解決に向け、2002年の日朝平壌宣言に基づき具体的な行動を取るよう要求」したところ、李外相は「対話したい」との意向を伝えたという。
読売新聞は、李外相の発言について、「トランプ米政権との直接交渉を念頭に置いている可能性がある。米本土に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの開発を続けつつ、米国から譲歩を引き出す戦略とみられる」と報じている。なお日本政府は「真意を慎重に探る構え」だという。