中国のネット依存矯正施設で18歳の少年が死亡

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中国安徽省にあるインターネットやゲームの依存症の矯正プログラムを提供する施設で今月、18歳の少年が死亡した。少年には複数の傷があり、当局は施設の所長と教官4人を拘束したという。BBC Newsが報じた。

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BBC Newsによると、中国では同様の施設が相次いで設立されており、「一部は軍隊式の規律で知られ、やり方が厳しすぎるとの指摘もある」という。

BBC Newsが地元紙の情報として伝えたところによると、安徽省の施設で死亡した少年の母親は、息子のインターネットへの熱中度はあまりにも深刻で、自分や夫以外の助けが必要なほどだったため、息子を施設に送ることを決めたと語ったという。

だが少年は施設に入ってから2日後、病院に搬送され、死亡した。死因は不明とされているが、少年の両親は、遺体を調べた医師から、20以上の外傷があり、内臓損傷も認められたとの説明を受けたという。報道によると、施設の所長と4人の教官が拘束され、施設は捜査が終了するまで営業を停止するよう命じられた。

この事件を受け、中国では施設への批判の声が高まっており、「多くのネットユーザーや新聞の社説が、矯正施設への規制強化を訴えた」ほか、「少年の両親を批判する声もあった」という。

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