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アリアラディ第1副議長はバーレーン政府に対し、こうした苦情を受け付ける特別委員会の創設を要請した。同氏によれば、現在バーレーン議会では懇談が行われており、その結果、カタール政府に対して措置を講じることが考えられる。
これにより前、バーレーン検事総長は2011年、バーレーンで起きた大規模デモの際にカタールの元首相とシーア派反体制派のリーダーとの電話会談の録音がテレビ放送で公になったことに関し、捜査が開始されたことを明らかにしている。バーレーン政権は、この会話でカタールの元首相が紛争当事者間の仲介者役を演じていることから、カタールはバーレーン国内の反対運動を煽り、政権交代を企んだとみなした。
バーレーン政府は今年6月5日に「安全保障上の理由」からカタールとの国交断絶を宣言した。バーレーンにに続いてサウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦もカタールと国交を断絶すると発表した。