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この男性と話したVajrahlinさんは、彼が糖尿病で片足を失い、更にアルコール乱用に陥り、結果として家も仕事も失ったという事情を知った。その後、アルコール依存症からの回復に取り組み、今ではもう3年間も酒を口にしていないが、住む家がないという苦境には変わりがない。
ある日、男性は暗号通貨イーサリアムのことを新聞で知った。彼は多少の金銭を集めて古いスマートフォンを購入。そしてマクドナルド店内のWi-Fiスポットに接続して暗号通貨を保管するためにウォレットを入手した。
ユーザーのVajrahlinさんはコメントの中で、このホームレス男性の写真を撮らせてもらった後、帰宅してから彼のアドレス宛に10ユーロ分のイーサリアムを送ったと打ち明けた。一部のユーザーは、Vajrahlinさんの話はでっち上げで、自分のアドレスを送信先にして利益を得ようとしていると非難。一方で、宿のない男性に宛てて若干の送金を行なったユーザーたちもいる。
Vajrahlinさんによると、ウォレットは確かにホームレス男性のものであり、現在の残高はほぼ300ドルに達しているという。
— Tai Bropez (@TaiBropez69) August 24, 2017
先ほど、ファストフード・チェーンのバーガーキング・ロシアは、ブロックチェーンプラットフォームWavesで自社の暗号通貨「ワッパーコイン(Whoppercoin)」を発行したことをプレスリリースで発表した。