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リャブコフ外務次官は、「我々としては傾向はエスカレートしていると思う。実施された演習は当初のシナリオに比べれば多少『内容を軽くしたパターン』であったにせよ、朝鮮民主主義人民共和国が新たな発射という煽動に出た観点から見れば、ある種の役割を演じてしまった。我々は今、全体の状況がどう進展するのか、これに北東アジアの安全保障状況がいかなる反響を被ることになるのか、極めて深く憂慮している」と語っている。
29日未明、北朝鮮は弾道ミサイルを発射。ミサイルは日本上空を通過し、太平洋上に落下したことから中距離型であったものと推測されている。米国、韓国は北朝鮮に対して断固とした反撃を行い、さらに「煽動」が行われた場合、軍事行為も辞さない構えを示している。日米韓は国連安保理に緊急会合を要請した。