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トランプ大統領はこれに先立ち、米国の新しいアフガニスタン戦略を発表した。トランプ氏は戦略の軍事的側面に言及しなかったが、アフガン駐留米軍の早期撤収は否定した。トランプ氏はそれに加えて、パキスタンがテロ組織を支援していると指摘し、支援を続ける場合は「多くを失う」可能性があるとはっきりと警告した。
ネベンジャ国連大使は、ロシアにとって国境から近いアフガン情勢の安定化は喫緊の問題だとして「特に同国におけるダーイシュ(イスラム国、IS)の数と影響力の増大は懸念を引き起こす」と指摘した。
ネベンジャ国連大使は、この要因が新たなアフガン戦略では考慮されていない上、「この苦しみの多い国における政治的解決がかなりの程度欠けており、アフガニスタンにおける麻薬製造問題に言及していない」ことに注目した。
これより前、米上院国防委員会のジョン・マッケイン委員長は米政権はアフガニスタンの戦争で敗北しているとの考えを示した。