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リャプコフ氏は韓国へのTHAAD配備に関する問題にコメントし、記者団に「これらすべてが不安を起させるテンポで行われた場合、ある時、恐らく、ある種の対比をつくりだすために軍事的な意味での我々の反応に関する問題が持ち上がるのは避けられないだろう」と述べた。
リャプコフ氏は「我々は同計画に対する否定的な態度を隠したことはなく、今も隠してはいない。同計画は決して今生まれたものではない。私は、現在計画はある程度加速されていると理解している。もしロシア語に翻訳することを許してもらえるならば、略語でTHAADは高高度迎撃ミサイルシステムとなる。もし望むならば、THAADをより範囲の広い、より強力なMDシステムに組み込むことは容易だ。そしてこれらすべてが、統合された米MDシステムの要素となる」と説明した。