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研究の結果、脳腫瘍の一種で浸潤性が最も高い膠芽腫の治療にジカウイルスを利用できることがわかった。
研究者は、このウイルスが膠芽腫の幹細胞に感染し殺してしまうことを突き止めた。膠芽腫のあるラットにジカウイルスを感染させたところ、健康状態が遥かに良くなり寿命も延びたという。
ジカ熱とは、サル由来ウイルスが蚊の媒介で時として人間にもうつる急性感染症である。重度脳障害の恐れを伴う水頭症が胎児に起きることもあるため、妊婦の感染が特に危険とされている。
先の報道によると、米フロリダ州のデイヴィッド・ジョリー議員が下院議会にジカ熱を媒介する蚊の入った缶を持ち込んだ。