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プーチン大統領は、「当然のことながら、会談では多くの注意が朝鮮半島の危機的状況に向けられた。我々は既に3日の電話会談でこのテーマを話し合っており、今日はその具体的な議論を引き続き行った。8月28日に北朝鮮が行った、日本上空を通過した中距離ミサイルの発射と、3日に行われた新たな核実験を我々は断固非難する。もちろん、自らの行動によって北朝鮮は、この地域全体の平和と安全保障に対する深刻な脅威を作り出している」と述べた。
露日両首脳は6日から7日にウラジオストクで開かれている東方経済フォーラムにあわせて会談を行った。同フォーラムにはロシアのプーチン大統領のほか、安倍首相、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も参加している。
安倍首相は、11月にベトナムで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議にあわせてプーチン大統領と再び会談することを明らかにした。
また安倍首相は、2018年に開催されるサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)出席のためロシアを訪問することに同意した。