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耿氏は「軍事解決に出口はない。中国は朝鮮半島で戦争や混乱が起きるのを決して許さない」と強調し、武力行使も選択肢とする米国をけん制した。また、米国と韓国は「情勢をさらに複雑化する行動を避けるべきだ」と訴え、米韓軍事演習を行わないよう求めた。一方、北朝鮮に対しても「安保理決議を順守し、核・ミサイル開発をやめるべきだ」と開発の即時停止を要求した。
国連安保理は11日、6回目の核実験を強行した北朝鮮への新たな制裁を協議する公開会合を開き、石油精製品の供給や原油輸出に上限を設けることを柱とする対北朝鮮制裁決議案を採択した。制裁に慎重な中国とロシアも賛成し、全会一致だった。