日本政府 北朝鮮の新たな軍事挑発に警戒 安保理追加制裁決議を受け

© AFP 2023 / Toshifumi Kitamura小野寺五典防衛相
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日本政府は、国連安全保障理事会で朝鮮民主主義人民共和国に対する追加制裁決議が採択されたことを受け、これに反発する同国が新たに軍事挑発行為を起こす可能性があるとして警戒している。日本経済新聞が報じた。

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中国外務省 THAAD配備が朝鮮半島問題で双方の信頼を傷つけた
小野寺五典防衛相は12日の閣議後の記者会見で、「(北朝鮮が)更なる挑発行動にでる可能性も否定できない。」と述べた。

北朝鮮は8月29日、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。更に9月3日には新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載する水爆の実験を行い成功したと発表。北朝鮮による核実験はこれで6回目となり、朝鮮半島周辺では緊張が高まっている。

国連安保理は11日、6回目の核実験を強行した北朝鮮への新たな制裁を協議する公開会合を開き、石油精製品の供給や原油輸出に上限を設けることを柱とする対北朝鮮制裁決議を採択した。制裁に慎重な中国とロシアも賛成し、全会一致となった。

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