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ザハロワ報道官は、「草案者らが北朝鮮国民の喉元を絞める手段として作った決議案から絶対に容認できない項目を短期間で削除することに成功した。例えば労働移民の国外への強制追放などは人道的な見地に反している」と語った。
ザハロワ報道官は、「ラジンにある民間の露・北朝鮮合弁企業を従来通り制裁から外すことに成功した。また国際海洋法に照らし、公海を航行する船舶を力を行使して拿捕するという要求部分を決議に含めるないよう阻止した。制裁委員会のプロセスに応じて制裁対象となる二重用途物品リストの拡大について整理し、この他、石油禁輸についての項目を削除された」と説明している。
ザハロワ報道官は全体として、「ロシアが決議案に対して求めた原則的な要求項目はすべて考慮され、草案者は我々の考えていたレッドラインを越えなかった」と指摘した。
これより前、ロシア下院は米国案の北朝鮮決議を巡って支持条件を明示した。